先日、母親が大学生と一緒にいなくなったことをツイッターに実名でアップした件が話題になりました。
そこで約6年前にプレジデントオンラインに取材された記事を思い出して改めて読んでみたら、自分が協力したからではないですが、実に現在の妻、母親の浮気の現状を表現していて、この記事を書いた前川亜紀さんの解説や文章の素晴らしさと目の付け所の先見性に懐かしさとともに驚きを感じます。
仕事柄、普段から色々なところから、取材協力や出演協力、出版依頼などをいただきます。
とても世間に晒すほどの外見や人間ではないので、野球の福本さんが国民栄誉賞を
立ちションが出来なくなるから辞退したのと同じような(?)理由から、ほとんど断っています。
この時は、当日まだそんなに妻の浮気が話題になっていないのにも関わらず、このことに関してのインタビューだったのと、問い合わせをされた感じがとても良かったために、気持ち良く引き受けました。
ちょうど、このあと確か一年後くらいにあの大ヒットドラマ、昼顔が流行り、一般的にも妻の浮気がかなり話題になりました。
そして、今や依頼者の半分は男性からになるような時代になりました。
週刊誌、写真誌、ワイドショーなどに出てくる不倫ものも、女性側がいや女性側も既婚者というのが過半になります。
この記事内の僕の話しも、前川さんの解説も今や常識ですが、6年前では業界としてはまあまあ普通であるところもありますが、世間一般では初めて聞く話しであったのではないでしょうか。
この中で一つ追加説明します。
妻の浮気が増えたのは、東日本大震災以降というところです。
その原因はまずは一番はツイッターやフェイスブック、LINEなどのSNSにより連絡がしやすくなったことが一番でしょう。
しかし、誰が言った訳でも何かに書いてあった訳でもなく、僕独自の解釈があります。
それはつまり、東日本大震災だけではなく、
阪神淡路大震災もその激震地区において経験した探偵である僕だからこそ実感できたことかと思います。
つまりは、阪神淡路大震災の場合は言ってみれば、日本第二の大都市で起きた地震。住民もほとんどが、
商業、工業、サービス業などでしょう。
また、都会的な活発さもあり、
起きたことは仕方ない、誰のせいでもない、
前を向いて生きよう、頑張れ神戸!
という感じでした。
一方で、東日本大震災の方は被害のほとんどが、農林水産業でした。何年も、暑い日も寒い日も頑張ってきたものが、地震や津波で一瞬のうちに全部失ってしまいました。
この時、人間の深層心理の中に人間は死ぬ時は死ぬんだ、これだけははっきりしている。
いくらコツコツやってきても、どんなに努力や我慢しても、全く無駄になることもあるんだ、
という思いを抱いた人が多かったのではないでしょうか。
これは決して、被災地の人だけではなくて、広く日本人全体に浸透したのではないでしょうか。
だから、人を好きになったら、仕方ないじゃない、一度きりの人生だから楽しもう、別に犯罪でもないし、お母さんだって女だもん。
と思ってしまった人も多いのではないでしょうか。
しかし、決して努力を否定している訳でなく、
ましてや不倫を勧めてはいません。
いっときの、刹那の快楽がその後どんなに悲惨なことが待っているかは、昨今の様々なニュースなどで皆さん良くご存知かと思います。
このように、6年以上も前から今と変わらない信念と使命感で探偵業をやっています。
しかし、現場の腕は当時も業界トップクラスでしたが、今は当時より当然さらに上がっていますし、
報告書のレベルは段違いです。
また、依頼者様に寄り添う私もそれなりに色々と勉強を重ねています。
まずは、悩んだら、勇気を振り絞って相談からしてみてはいかがでしょうか。
相談だけなら何時間でも無料です。
つい先日も散々、調査や日頃の振る舞いや調査後のアドバイスを無料でして、結果安い探偵社に依頼された人がいましたが、それはそれで仕方ないです。
最終的には料金以外の理由からも他社が良かったのでしょう。
その探偵社で良い調査をして、僕がしたアドバイスを少しでも活用していただけたらと僕も嬉しいです。
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